京都大学大学院の学位授与式での受領拒否が注目を集めています。
今回は、京都大学大学院の学位授与式で何があったのか、なぜ受領拒否したのか、このあたり調べてみました。
京都大学院の卒業式で証書受領拒否!

2025年3月24日に挙行された京都大学大学院の学位授与式。
代表して登壇した大学院生が、学位授与を拒否した模様がXをに投稿されて注目を集めています。

いかがでしょうか?結構な衝撃映像ですよね!
受領拒否して語りかける院生もさることながら、それに動揺することなく微笑みながら佇む授与者(総長?)も、さすが只者じゃないですね。
何があった?学位授与式で意思表明!


強烈なインパクトを残した受領拒否ですが、以下のメッセージを伝えました。
受領は拒否いたします。
くわえて、湊総長をはじめご列席の先生方に対し、学生・教職員・市民・社会との対話を重んじる誠実な大学運営に回帰されるよう強く求めます。
以上です。
部外者の筆者としては、このメッセージの具体的な真意を理解することはできませんでした。
ただ、熱さは伝わりました。
大学院生として数年間を過ごしたこの院生は、京都大学に対する思いを募らせていたのでしょうか。



かつては大学生や大学院生たちが個々に持つ意志や思いを、強く表現する学生運動が盛んな時代がありました。現代でも海外の大学などで、たまにニュースで見ることがありますが、国内ではほとんど聞かないですね。
京都大学社会科学研究会ピース・ナビとは?


京都大学の学生を中心に、社会問題について考えて問題解決に向けて行動するサークルとのことです。
社会科学研究会ピース・ナビは、戦争や差別、生活環境の崩壊、人間性の喪失といった様々な社会問題の現状や、そのような問題を発生させている政治・経済に注目し、その仕組みや歴史背景を探究し、問題解決・より良い社会の実現に向けた実践を行うサークルです。
京都大学を拠点に活動していますが、他大学の学生なども参加することができます。
目まぐるしく変化する政治・経済・社会の情勢は、私たちの日常生活の根本を揺るがすこともしばしばです。他人事ではない社会問題が続発し、一人ひとりの判断・行動が問われています。次代を担う私たちは、こうした事態に真剣に取り組まなければなりません。そこで以下のような活動を行っています。
活動内容としては、週2回の学習会をはじめ、志をともにする諸団体との交流、また講演会や展示会などだそうです。
学生が主体となって、広く社会問題について考え、行動を起こすサークル活動のようですね。


今回の受講拒否した院生がメンバーなのかは不明ですが、何か通ずるものがあってXに投稿したのでしょうか。



ひと昔前の学生運動のような過激な活動ではなく、合法に?わきまえて?クレバーな活動をする団体といった感じでしょうか。
そのなかで、受領拒否した院生のメッセージに共感を示したようですね。
まとめ
今回は、京都大学大学院の学位授与式で起きた受領拒否についてまとめました。
京都大学大学院という国内トップクラスの教育機関で起きた事態に、今後も話題が集まりそうです。
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